地域で徘徊を防ぐ見守りSOSネットワーク事業

見守りSOSネットワーク事業は、認知症の高齢者が徘徊し、行方が分からなくなった時に発見を助ける、あるいは徘徊を防ぐための地域のシステムのことです。

警察や地域包括支援センターなどの機関はもちろん、地域のバス会社やタクシー会社などの交通機関、地元ラジオ局、郵便局などが協力団体となり、警察と行方不明者の情報を共有して捜索します。さらに、地域の民生委員や地域住民もSOSネットワークサポーターとなって、徘徊者の捜索を手伝います。
このようにさまざまな組織、団体、個人が協力しているので、SOSネットワークは連携を確実なものとするよう定期的に模擬訓練を行っています。認知症による徘徊に対して、正しい知識、対応方法を身につけることで、思わぬ事故やトラブルを防ぎ、安全に保護することができます。
SOSネットワークのサポーターになるには、自治体で開催しているサポーター養成講座を受講する必要があります。地元企業や店舗も、協力機関に登録できます。
養成講座および協力機関の研修会への申し込みは、各自治体の高齢福祉課でも受け付けています。活動は、ボランティアで行われています。
捜索だけでなく、普段から高齢者の方へ積極的に声掛けをして見守ることで、徘徊を防止できます。

超高齢化社会となる日本では、これまで以上に地域で高齢者を見守る活動が必要になるでしょう。自治体によっては、高齢者への声掛け講座を実施している場合があるので、まずは講座を受講して、サポーターとして活動できるか判断できます。